日頃からキャンプを謳歌しているあなたなら「加水分解」と言うフレーズを耳にしたことがあるのではないでしょうか?
あるいは、長年テントを使っているとテントにベタつきを感じたり独特な匂いを経験したことがある方もいらっしゃるかもしれません。
それは、加水分解と呼ばれる、化合物が水と反応することによって起こる分解反応が原因です。
本記事では、
- 加水分解が及ぼすテントへの悪影響
- 加水分解が起こる原因の解説
- 加水分解を起こさないための対策
の3点について詳しくお伝えします。
注!: テントは年々改良されている為、そこまで加水分解に対して細心の注意を払う必要はありません。とは言え、予防方法を把握しておくことは、愛用テントを長く使い続ける上でとても大切です。

はじめに: 加水分解とは
加水分解とは、多くのテントで採用されているポリウレタンコーティング(UP)が劣化することです。
1. 加水分解が及ぼすテントへの影響
加水分解を起こすと、テント生地にどんな影響が起きるのか知っていますか?
- 防水性が落ちる
- ベタ付く
- 匂い(悪臭)を放つ
防水性が落ちる
加水分解を起こすと、テントの機能として最も重要な機能の1つである「防水性」が低下してしまいます。
ベタ付く
加水分解が進むと、テントやタープの内側がまるで粘着テープの粘着面を貼り合わせたかのようにくっついて剥がせなくなってしまいます。
匂いを放つ
加水分解が進むにつれて、独特の匂いを放つようになってしまいます。
そもそも、何が原因で加水分解が起こるがご存知ですか?
2. 加水分解の原因
ここで、なぜポリウレタンコーティングコーティング(UP)は劣化するのかを解説します。
その原因は、“湿気や水気”。
冒頭で述べたように、加水分解は化合物(UP)が水と反応することによって起こる分解反応のことです。
つまり、テントの使用環境や保存状態によっては、水気や湿気が加水分解による劣化を招いてしまいます。
- 雨に濡れたテントをそのまま保管している
- 夜露で濡れたテントをそのまま保管している
- 長年使わずに自宅で保管している…など
3. 加水分解は防ぐことができるのか?
悲しいかな、どんなに優れたテントでも加水分解は起こってしまします。
それでも、加水分解の発生を遅らせる方法はあります。
予防対策は「乾燥と除湿」
先述したとおり、加水分解が起こる原因は、“湿気や水気”。
つまり、テントの保管方法に気をつけましょう!
- 濡れたままの状態で保管しない
- 保管する際は、直射日光を避ける
- 湿気の多い場所に保管しない
雨や結露で濡れたテントは、帰宅後に必ず陰干しして乾燥させてから保管しよう。また、保管場所は直射日光が当たらない屋内が好ましい。そして、防湿室への保管や除湿剤が入った収納ケースにテントを保管できればなお良し!
編集部が行っているテントの保管方法

最後に、編集部が実際に行っているテントの管理方法を紹介します。
準備物

テントの保管方法
衣装ケースにテントと除湿剤を入れて保管しましょう。
まず、フットプリント(グランドシート)を入れます。
次に、レインフライ(フライシート)を。
続いて、テント本体(インナーテント)を。
最後に、フレーム一式とテント収納袋を入れます。
そして、除湿剤を入れます。
これで、保管方法はOK!
まとめ

いかがでしたか?
あなたのテントを長期にわたって愛用する為にも、保管方法に気を配ってみてはいかがでしょうか。
対策方法は、ご覧頂いたとおり至って簡単なのでこれを機にぜひやってみてください。
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